古本・懐かしモノ屋【獅子王堂】 の日記
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貸本【天使はかえらない(新城さちこ)】に見る現代との感覚差
2022.07.09
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貸本全盛期の昭和30年代と今とでは、約60年程の時代間が有るもので、今見ると世代がどうのこうの以前に、常識的なものも随分と変化しているなぁとか感じたり。
年の離れた兄姉の幸せのために、自殺を図った盲目の幼女と、事故で片腕をなくした青年とが新しい兄妹になって身を寄せ合って生きていく・・・って展開は、当時では泣かせネタとしては割とベタな感じなのだけど、今こういう話やったら児童誘拐だ、とか問題視されそう。
・・・なんて言いながら、読んでる時は号泣してたりする。
